「自転車シミュレータ」を用いた交通安全教室を開きました

8月5日、藤寿会では、町会のふるさと会館に市の防災安全課と柏警察から講師を迎えて「高齢者向けの交通安全教室」を開きました。これは、この夏、太田市長名で各単位クラブ会長宛に届いた交通安全教室の案内を受けて申請させていただき実現したものです。折角の機会ですので、町会と共催の形を取り広く町会の皆さんにも案内しました。

今回の講習の最大の目玉は「自転車シミュレータ」でした。写真に見るように、自転車の運転者の正面にモニター画面があって、さまざまな環境条件を想定した進行方向の様子が映し出され、運転者には都度適時適切な対応が求められる仕組みです。同時に、前面モニター画面と同じ内容が、脇に置かれた大型スクリーンにも投影されるので、運転者以外の参加者にも分かるようになっています。

限られた時間でしたが、4人の参加者に体験して貰うことができました。右側から急に歩行者が現れたかと思うと、反対側から今にも飛び出してきそうな車に出会ったり、夜間には歩行者の服装の色によって識別の難易度が大きく異なってくる様子など、講師の先生の解説も加わってよく分かります。 シミュレータという目先の変わったツールを用いた講習に、20数名の参加者全員が興味津々でした。通常の交通安全の座学を含めたトータルで60分間、大変有意義な講習になりました。3人の講師の先生には改めてお礼を申し上げます。

投稿者 藤寿会会長 山田俊治