会長挨拶
<柏市シニア連HP会長挨拶>
令和6年度に入り2ヵ月余りが経ちました。5月下旬、私ども柏市シニアクラブ連合会の定期総会を終え、新年度の行事が本格的に走り始めました。梅雨入り前のこの時期は、美しい新緑に囲まれ何をするにも最適な季節です。各単位クラブや支部におかれても様々な行事が展開されていることと思います。
この4年にわたって私たちの生活を脅かしてきた新型コロナの感染症も、収束に向けて沈静化を保っていますので、感染予防に配慮して課せられていた制約が緩和され、コロナ以前に復帰した姿でのイベント開催を期待しているところです。
私たちの活動は、このホームページで紹介されているように、数々の楽しい行事から地元地域の清掃など奉仕活動に至るまで多岐にわたります。これらはフレイル予防につながりますし、認知症のリスクを大きく低減する効果があることも報告されています。地元町会の中ではともすれば疎遠になりがちな人と人とのつながりの核にもなっています。
しかしながら、コロナ禍に振り回されているうちに、クラブ数、会員数が大きく減少し、多くのクラブで会員の高齢化シフトが進みました。どのようにしてこれに歯止めをかけ、復活を図っていくかが当面の最大の課題です。少子高齢化が進む現在は世の中全体が超々高齢社会です。ふる協や町会の活動、社協の下での健康福祉の推進、それらと私たちシニアクラブの活動が、行政を頂点としていかに上手く有機的にタイアップしていくかという原点から見直していなければならない問題であるように思います。
アフターコロナの段階を迎えるいまこそ、広く皆様からのお知恵を結集し、ご理解とご協力をいただきながら、この課題に正面から向き合って挑戦する好機だと考えます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和 6年 6月
柏市シニアクラブ連合会
会長 山田 俊治